人生リセット読本

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40代バツイチ、アプリ婚活で婚約しました

射手座15度サビアンシンボル:THE GROUND HOG LOOKING FOR ITS SHADOW ON GROUND-HOG DAY, FEBRUARY 2(「君の名は。」「恋のデジャ・ブ」ニーチェの永遠回帰)

今日の太陽サビアンは

「グラウンドホッグが、2月2日の”グラウンドホッグデー”に

地面の上の自分の影を探す」という、射手座15度のシンボル。

 

射手座は精神体系みたいなものを、象徴してるわけですが、

その前半15度位までは「抽象的概念」過ぎて、一般的な考え方には

馴染みにくく、日常生活に役立たないことに夢中になっています。

 

「力のピークと押し付け力」

 

と言われる、15度は「安定度数」であり、浮世離れした古代の知恵や、

真理探求も、やり切ると何か到達するようです。

あるいは天秤座、蠍座のような「人との関係・一体感」の追求から

離れて「個としての感覚」を取り戻していた時間のピークがここです。

 

グラウンドホッグも「独り隠者」のように冬眠してた時から、

現実の世に出てこれる時かもしれません。それが出来るかどうか?

「自分の影が地面に写る」のを探しているのは、自分の概念や理想が

現実化できるかどうか?その時期なのか?探っているんです。

 

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射手座の11度から15度は

「人間の精神の偉大な可能性に尊敬を持ち、探求する」

「古代から続く精神世界の価値を再評価」という度数。

13度に「ドラゴン・ヘッド」があるので、個人的に外せない。

 

しかし「浅い知識を詰め込み過ぎる」双子座に「ドラゴンテイル」

が入るということは、むしろ様々な知識を集めてひけらかす、

ことはダメなのです。。なら専門特化すればいいのでしょうが

(射手座の領域)「専門が細分化」されすぎた、現代の知性体系で

専門家を目指すことは「木を見て森を見ず」になってしまい、

そうなると射手座の目指す「自由と冒険、果て無き世界」と

真逆になってしまう、というジレンマが人生を通してありました。

 

しかし、世界は急速に変わりつつあります。そして私も。(*´∀`*)

 

ちなみに「2月2日」の「グラウンドホッグデー」というのは、

ケルト人の冬至春分の間くらいのお祭りに、キリスト教の風習が

混じって出来た、北米の風習で、冬眠から覚めた

「地リス(グラウンドホッグ)」が、晴れていた場合は

影が地面に写るのを見て、驚いて巣穴に戻る>冬はあと6週間続く、

となり、曇がちで影が出ない場合、そのまま外にでる>春は近い、

という「予想」を立てる、という流れ。(今は形だけ。)

 

あまりに馴染みが無いシンボルだったので、検索したら

引っかかったのが「恋はデジャ・ブ」という映画です。

 

『恋はデジャ・ブ』(原題:Groundhog Day)は、1993年に製作されたビル・マーレイ主演のアメリカ映画アメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録されている。

超常現象によって閉じた時間の中に取り残され、田舎町の退屈な祭事の日を際限なく繰り返すことになった男性が、己の高慢で自己中心的な性格を改めて恋を成就させるまで[2]を描く。引用:Wikipedia

 

この映画の超常現象というのが「魂のカタワレ」に出会った時に感じる

「時間間隔の歪み」みたいで。。。時空がオカシイというと

君の名は。」の「二人の時が3年ずれてる」「未来が書き換わる」

という「設定」にも似ているんですよね。(*^_^*)

 

「過去」と「未来」と「現在」が同時に起きているかのような、

ヘンテコリンな感覚。。。。自分の人生に「デジャ・ブ」が起きた

というショッキングな感覚。。。これ、知ってる、これ以前もあった!

そういうことの連続で、気味が悪くなり「理由」を探して、

ネットを彷徨ったものでしたが。。。答えは全部自分の人生の中に

あったとクリアになってきたのは、ごく最近のことです。

 

この映画のメッセージで大切なこと。

 

「見失った自分を取り戻し、世界と関わる」

 

そう。。。魂のカタワレを追っかけて「いつか一緒になる未来」

を目指して、今を無視するんじゃなく、現実逃避するのでなく、

失われていた「自分自身」で自分の周りに働きかけ

現実を少しづつ変えていくこと。

 

自分探し、なんて、最初から見失ってなかったら

探す必要もないんだけど、わたしは見事に失ってました。(^m^;)

「ありのまま」の自分を世界に出すの怖くないですか?

わたしは、怖かったんだと思います。。。。ずっと。

 

君の名は。」で、三葉が口答えすら出来なかった父親に、

誰にも「見えない現実」=「自分の真実」を勇気を持って伝えたように。

瀧は、三葉が「変わるため」の勇気を手渡すことができたけれど、

直接「三葉の現実」に関われなかった。

 

変わったのは「三葉」自身。

 

そして、変えるために、なんどもなんども生まれ変わった

二人の「現実」は、ちゃんと交わることが出来た。(*^_^*)

 

「恋はデジャ・ブ」のフィルは、好きになったリタを落とすため、

「永遠に繰り返される2月2日」を悪用し、彼女の好みを探り、

それに合わせた自分を創りあげて、関心を引こうとして上手くいかない。

 

彼女に”好きになってもらう”「自分のこと」しか考えてなかったから。

 

人に受け入れてもらうために、永遠に自分をごまかし続ける

ことをやめて、ありのままの自分を受け入れ、誠実に周りに

働きかけるようにしたら、フィルは変わっていき、現実も変わった。

 

「永遠に繰り返される退屈という名の地獄」は終わり、

彼は心から愛する女性と、”退屈な田舎町”で輝く永遠を創造し始める。

 

ニーチェは、時間は永遠に回帰するのだということによって、そうした直線的な歩みの意義を否定した。人間は直線的な時間を進んでいくのではなく、円環的な時間のうちを常に循環している。目的は彼の外部にあるのではなく、彼の内部にある。いや目的というもの自体がナンセンスである。何故なら終局という意味での目的は永遠回帰というプロセスにとってはありえないからである。世界は目的も意味ももたない、ただ存在するだけ、それも循環する運動体として存在するだけなのである。引用:永遠回帰:ニーチェの思想

 

宇宙は自分の中にある〜ってやつですね。

世界は自分であり、自分の中に過去も未来も存在していて

それが永遠の現在。。。なんで私たちは老後の心配をして

今を生きてないのだろうか?(笑)

これは、きっと「支配層」がわたしたちを隷属化するために

作り上げた「幻想」なんじゃないですかな?

 

人間は、経済は「成長する」というのは、西洋のキリスト教

ユダヤ教イスラム教などの「一神教

そして「マルクス主義」の陥った罠。。。自然を見れば、

それは「人間の創った嘘」だって、分かるよな。。

右肩上がりの成長は自然にはない。。。

 

現実世界で生きていくためには、ある程度の

「自己防御」のために、社会的な力(今は経済力?)

が必要だと思いますが、現状のシステムの中だけで生きる人

になるのは、なんかチガウな〜って昔から思ってたけど

いまハッキリと思います。

 

循環システムに沿って生きたい。

それが存在してないなら、なんとか作る方向にシフトしたい。

 

だって、宇宙は「目的も意味も持たない存在」

ただ、無限の空間、無限の星、無限の愛、無限のエネルギー

それが、存在するだけ。。

 

そして直線でなく円運動らしいのです。

 

産業革命で「思考する時間」が出来て、

増大した「知性」を得た

人間の行き着くところは

結局「循環運動」の偉大さなのですね。

 

人生が「宇宙」で

「なんどもなんどもやり直しが利く」

と思ったら、

 

失敗を恐れずに、やりたい感覚に従って生きれるし、

「なんどもなんどもやらされる」位なら、集中して一発でやろう!

って気合も入るってもんだよね。(笑)

  

つまりニーチェは自分自身を、永遠の円環的な時間の中で様々な人間となって循環回帰しているものとして描いているわけである。世界とは私自身のことなのだ、過去も、また未来も、わたしという存在の中で永遠の現在に回帰するのだ、というのである。

この文章を読んで、そこに狂気の影を感じないものはいないだろう。我々東洋人にとっては変哲もない思想でも、ヨーロッパ人にとっては、存在を震撼させられるほどのインパクトを持つ場合があるのだろう。永遠回帰とは、そのようなインパクトをもった思想だったようだ。

 

日本人はこの思想、体現して生きている人、今や居ないですヨ。

見事に戦後「アメリカナイズ」されて、自分勝手な捕食主義者か

中途半端な腑抜けの羊達(奴隷ともいう)に二極化してます。

むしろ「日本の思想、武道、古来の知恵」に憧れてる異国の人のほうが

よっぽど純粋に、失われた「それ」を探してるかもしれない。

 

そうか。。。私もだ。。。(*´∀`*)

 

ヨーロッパの古い家柄に生まれたオコジョ君は「探しに来た人」

片や、日本に生まれ育ったものの「失われた何か」を求めて、

旅に出たわたしは「探していたもの」は「ここ」に居たということを、

オコジョくんに出逢い「理解」で来たのです。(数年かかってますが)

地球半周回って「自分の中心」は、ずっと自分とともにあった、

と言うことがわかったのでした。

 

長い旅だったわ〜って逃げてたから長かったのか。

 

悔しいけど、ヤツに出会って、人生から逃げまわってた私も

年貢の納め時、っていうか、向き合うしか無いって観念しました。

 

「グラウンドホッグが、2月2日の”グラウンドホッグデー”に

地面の上の自分の影を探す」

 

ヨーロッパで哲学を学んだらしい、オコジョくんに

ニーチェって円運動で、宇宙で、武道で、愛だよね♥」

って言ったら、アホか?って白けた目で見られるだろーな(笑)

っていうかオコジョくんの言語で「ニーチェ(読んだことないわ)」

を語る語学力はないので、やっぱり「影を地面に写す」方が

手っ取り早し!! 知識も思想も、実社会で現実化してこそです。 

 

そう「感じた」から、アホみたいに稽古して「現実」に力を

付けたかったんですけどね!(*^_^*)

 

「原因不明の頭痛」も「便秘」も自然の循環で解決するぞ−!

今日はロキソニン飲まずに、頭皮マッサージと熱いシャワーで

乗り切りました。。。。(*´∀`*)

 


恋はデジャ・ブ (字幕版)