「映画で星詠み」〜「ある公爵夫人の生涯 (2008 )」〜映画を”星と感覚で読み解く?!”
続くかわからないけど「映画で星詠み」カテゴリーを創ってみました。
最近毎日「西洋占星学」のことしか考えてません。。。
寝ても覚めても〜の世界。(*´ω`*)
「金星×冥王星コンジャンクション」のスイッチが入ると、ハマっていること以外はまったく無視されるんで。
2年前ワードプレスにハマった時も、ネットはメールとググるくらいしか興味なかったレベルから、3ヶ月のハマり期間(短かったね)の間に、コードの専門書まで買い込み、HTMLとか、サイトのフォントデザインいじるくらいまで到達しました。
このへんの「独学」ベースで集中してやるのは「金星×冥王星コンジャンクション」と「セミセクスタイル」になる「さそり座水星」です。
ちなみに「さそり座の水星」を頂点として「海王星」ふくめた「セミヨッド」というのを形成しております。
「宿命的配置」「神の手」なんて、詩的な表現されるヨッドですが。。。
一言で言うと「変人」「オタク」あるいは「致命的配置」。。。でしょう。(;_;)
上の「斜線」部分のように、自分でもどうしようもない、わかっちゃーいるけど、歯止めが効かない、ハマり込んでしまう、キレッキレ(笑)な部分となりやすい様子。
「ヨッド、変人」で検索したら(汗)わたしと同じ「感覚で星詠み」なルミナさんが同じこと言ってました。
そりゃ「ヨッド」3つもあったら、ルミナさん、変態になりますよ。。。
わたしは1つで「セミヨッド」なんで、隠れ変態です。(*´ω`*)
そう自分では、気にしていなかったというか、うまく隠してたつもりでしたが。。。
職場の人、昔からの友達、家族、私をよく知ってる人は口をそろえて、
「ボーっとしてて不思議ちゃんだけど、すごい集中力」
と言われるので。。。バレバレだった様子。(*´ω`*)
そう、人はあんがい自分の事「わかってない」んですね。
(見たくなくて、無視、否定してる場合もありますけど。。。)
ホロスコープみて伝えたことに「わたし、そんなんじゃないです」っていう人も、
更に突っ込むと、
「あ、そういえば親が、そんなこと言ってました(本人自覚なし)」
ということはままあります。(^O^)
なんで「性格」と一口に言っても、ざっくり4つパターンに分けられます。
①自分にも他人にも自覚してる・見えてる性格
②自分で自覚してないけど他人に見えてる性格
③自分で自覚してるけど他人に見えてない性格
④自分にも他人にも見えてない性格
④のまったく見えてないところが「潜在意識」ってやつですが、これは占星学ででも、みてかないと、わかんないですね。
「海王星」(ぼーっとしてる、不思議ちゃん)
「金星×冥王星」(好きな対象)に(極端な集中力)
なのですが、
過去に結婚式の場で、無難な黒ドレスだらけの出席者の(カラスの群れに見えた)中で、原色の多色を素敵に使った華やかなドレスをお召になった女性に向かって、心からの賛辞で「孔雀みたいで素敵なドレスですね!」といった瞬間、その場に居た人たち(本人も)が凍りついたのを察して。。。
「すみません。。。。」(やっちまった〜!)と汗をかいた事があったり。
これは「3ハウス」の「海王星」に顕著な「イメージの伝達力」が、
時と場所を選ばずに、ポロッと出てしまった場合、本人には非常にヴィヴィッドに「見えているイメージ」が「あいまいで中途半端」に誤解されてしまい「なに、この人。。。空気読んでよ!」発言になるわけですね。(笑)
ま、若い頃は「無自覚」(潜在)してた、この性質も、この歳になると「自覚」できるようになりますし、他者からのフィードバックを「繰り返し」受けることで、更に「自覚」が深まります。
占星学は、そこに「根拠」を付けてくれるので、さらに納得できました。
そこまできて、初めて「潜在力→自覚できる力」
変態が変態して「覚醒=羽化」できる可能性も出てくるわけです!!
短期間で独学でタロットリーディングという「イメージをコトバに変換」する能力をみにつけられたのは「セミヨッド」のおかげだったと、今ではわかります。
あの頃は逆に「カードだけ」にこだわって、がんこに「占星学」をやらなかったのも「金星×冥王星」がヨッドに関わってるので「本命一本」しか出来ないからです。
実際のところは「占星学」の知識の広大さと深遠さを感じていたので、両立はむり!だと思ってたのです。
ってわけで、やっと時が来た今は浮気もせずに、
「占星学」という「抽象的」(海王星)な「知識」(水星)を「わかりやすく伝達」(3ハウス)するために、日夜「お勉強」(3ハウス)を嬉々としてやっております。
良い映画は現実を忘れさせる映画?!
「海王星」=「イメージ力」が「だだっ広く」(木星)になりそうになったので、本題に入ります。(これは「海王星」が「木星」とスクエアなんでお許しください。。。)
これは「個人的意見」なのかもしれませんが、映画って結局「娯楽」だと思うんです。ある意味「現実を忘れさせる」という作用があるということですが、
これは占星学では「海王星」の担当です。
ちなみに「海王星」は「イメージ」「幻想」の意味をもつので、
「フィルム・映画」にも関係が深いのです。
10代の頃は映画が好きすぎたこともあり「生で俳優の声を理解したい」という下心も「英語」を習得した理由のひとつなのですが、
グローバル・コミュニケーションを目指して英語を勉強しても「言葉の限界」は日本語話話してたってあるんだから、英語話せても「誤解」「言葉足りない」というジレンマは消えることは無いことに気が付き。。。。汗
「言葉を超えるコミュニケーションツール→映画だ!!!」
と、語学学校のあと、勇んで「映画学校」に行った経歴があります。(笑)
そこで学んだことの大半は忘れましたが、プロの現場を覗き見て分かったのは、映画というのは「セリフで語られない」ところを、どれだけ「自然に」かつ「意図的に」作成するか、というのが「腕の見せどころ」なわけです。
逆に、白々しい音楽で「お涙頂戴」してみたり、
わかりやすいカメラアングルで「劇画タッチ」を狙うとかは、違和感として残ります。
特に「歴史物」で「シリアスドラマ」だと、現代に生きるわたしたちが、まるで映画の世界の一員になったかのような「錯覚」(海王星)を覚えるどうかは、伏線を含んだ脚本、演技派の役者から、作りこんだセット、カメラワークに編集と「小技の蓄積」にかかっているんだよな〜と、思い出させてくれた映画でした。
レストランで、何気ない一皿に見えるのに「家じゃあつくれないな、これ」って感動したり、寿司屋で「いい仕事してるねえ」ってつぶやきたくなる状況でしょう。
それこそが「曖昧、イメージ」(海王星)が支配する「うお座」の反対にある「おとめ座」(水星が支配星)の「職人力、技術力」ってえ、やつでございます。(*^_^*)
そういえば「おいしい食事」も、現実を忘れさせて「陶酔」させてくれますね。
政治と愛とギャンブルとプライド
女子的には「酔える」ゴージャスな衣装やお城を舞台にした「上流社会のダブル不倫スキャンダル」ってのが、この映画の大まかな説明ですが、
映画から受けた印象を、まず手短にまとめよーとおもって、上の見出しが「フッと」出てきたんですが、かいた後で「しまった。。。これ実在の人物の話だったわ。。。ホロスコープあるんじゃん」と思いだし(完全、フィクションって体で観てました。)
↓史実的な目線ではこちらのブログのまとめが素敵です。
でも主人公4人のホロスコープ出してみて「政治」「愛」「ギャンブル」「プライド」
は、当たってたかも。。。。と思いました。
主人公の「ジョージアナ・スペンサー」
その愛人で後に首相になった「チャールズ・グレイ」
ジョージアナの夫である公爵の「ウィリアム・デヴォンシャー」
そして彼の愛人で「ジョージアナ」の親友と描かれる「エリザベス・フォスター」
の中で公爵だけが、ちょっと歳上なんですね。
「ジョージアナ」のチャート。
「Tスクエア」が2つあるだけでも「困難と成長」がテーマなのが一目でわかる。
さすが主人公(笑)
それが何を意味するかというと。。。ウィリアムだけ、
「時代の雰囲気」を作ると言われる「海王星」が「保守派」の「かに座」になんです。
残りの3人は「派手やかで、個人を主張する」「しし座」の海王星世代の人達。
たぶん「今どきの若者は。。。」とウィリアムは思ってたでしょう。(笑)
ウィリアムからすると「ギャンブル」とか「うわっついた政治論争」をしゃべる小集団(しし座的ですね)で、フラフラと夜な夜な社交したがる、若き妻は、
「軽薄で浅はかで、考えなし」(ふたご座)の「太陽×金星のコンジャンクション」
に見えてたかもしれません。
逆に、ジョージアナからすると、
映画初盤で、スポンサーしている政党の集会を家で開いているシーンで、スピーチの最中、ウィリアムが突然立ち上がって居室に去ってしまったとき、
ジョージアナの方が、戸惑っている党派の人たちに愛想振りまいてましたが、
「しゃべることがストレス発散」になる「ふたご」に「太陽と金星」
「仲間との交流」がなによりも落ち着く「みずがめ」の「月」
のジョージアナからすると「宴もたけなわで、ちょー楽しいのに何なのおっさん?!」
と思うでしょうねえ。。。。(^m^;)
新婚の頃「夫と会話がないの」と、お母様にぶーたれてるのですが。。。
「ウィットのある会話に意義がある」ふたご座太陽のジョージアナの考える「会話」と
「深い知性の向上に意義がある」と考えるいて座太陽のウィリアムの「会話」は間逆。
酸いも甘いも噛み分けた、おそらく夜更かしが次の日の仕事にひびく年齢のウィリアムには「深みのない軽い会話」(ふたご)などは彼のあり方からすると「無駄」です。
「わたしは目的のない行動はしない」と言い切ってますが、これも「矢のように一直線」に目的にむかう「いて座」的な発言ですね。
しかし「政治ってのはギャンブルと同じで駆け引き」もとても重要。
政治スピーチの巧みさ、選挙戦で民衆のアイドル?として、いわゆる選挙カーで愛想を振りまき、常にファションリーダーとして「流行牽引」したのは「ふたご座」の「太陽と金星」そのまんまですね。
コトバの巧みさ、流行、それを小難しさより、親しみやすさで伝えるのは「ふたご座」
「いて座」こそ、入念に練った思想を司るとはいえ、彼は見事に「バンドル型」に限りなく近い「バケット型」と言われるチャートですから、能力が専門的になりがちです。
「夢見がち」な「海王星」がひっそりと、下に一つだけあるので、表向きは「今流行の改革派」の「スポンサー」になったものの彼自身の「理想」は「過去への郷愁」や「伝統に従う」傾向の「かに座」にあるので、内面(下半分)はそういう「夢」を未だ保ってたかもしれません。
でもそれを上手く周りと共有できたかどうか。。。
非常に知性の高い方だったとおもいますが(「水星×冥王星」=知性がマニアック)
時代が変わりつつあったのですよね。
「人民に選挙権を!」って。
歴史政治学的にも「民主政治は愚民政治になりやすい」と結論出てるらしいです。
フランス革命後のいまだ続く政治混迷を知っている現代人からすると、政治は少数精鋭に伝統的な専門家に任せるべき(と考えていたであろう)ウィリアムの「現実と理想」の葛藤がチャートに見えます。
彼は「政策研究家」としては有能かもしれないけど、それ以外では天体がまんべんなくばらついていて、多方面に能力が拡散する傾向のジョージアナには遠く及ばないです。
まさにコミュ力、表現力、大衆アピール力を備えた
「政治キャンペーンの女王」と言っていいでしょう。
本人も自分の影響力に気がつき、それを利用して愛する「グレイ」を売りだしてます。
愛情の出し方のすれ違い
ウィリアムの「妻のイメージ」である「月」は「社交、調和、契約」の「てんびん」なのでジョージアナの「ふたご」の「太陽」とも「みずがめ」の「月」とも相性はよいのですが、ウィリアムの「愛の出し方」はジョージアナには分からなかったでしょう。
彼女も言ってますよね「彼、何にも興味ないんだもの。」
いや。。。「興味が狭くて深い(オタク)」なんですよ、ウィリアムさん。(^m^;)
だって「金星」が「さそり」なんだもん。。。
ああ、書いていていつらい。。。
美人で知性的で社交的(でもちょっと挑発的)な「リア充若妻」と、
思慮深く、平和主義的(でもちょっと退屈)な「オタク年上夫」の、
「愛情ってなんなの?」ってすれ違いがここでハッキリと見えてきます。
ウィリアムが「妻に求めたこと」の二ヶ条が「男子を産むこと」「貞節」というのが「一途な愛情」を意味する「さそり×金星」を更に裏付けてます。
そこで出てくるのが、豊満な美乳がドレスからはみ出そうな「癒し系」
言葉なく見つめる、真っ直ぐな瞳から情感が伝わる「エリザベス・フォスター」
非現実的な妄想をしないで「夢の現実化」を目指すタイプ。
彼女もジョージアナにそっくりな「Tスクエア」があるので「波瀾万丈」ですが「金星×冥王星」が「オポジション」であることで「究極の理想・愛・お金のために動く」ことは同じでも、動き方が違う。
二等辺三角の頂点にあたる「うお座」にある天体が、
対するエリザベスは「保守」を意味する「土星」
「今は去りつつある、古き良き伝統を夢見てる」ウィリアム。
どちらを理想の妻と「感じる」たのかは、明白ですね。。。。
女優さんが本当のエリザベスに似てるかどうかはわかりません。(肖像画の時代だし)
けれど配役ふるときに「ホロスコープみたんかい!」と突っ込みたくなるくらい、彼女は「太陽」「水星」「火星」が「おうし」見た目も雰囲気もそんなかんじ。
ただ「金星」は「ふたご」だし、ジョージアナと親友になるのは良くわかります。
「伝統・保守・男尊女卑」なウィリアムに、実際うんざりしてたって点では「共闘関係」でもあったんじゃないでしょうか?
明るくて快活で、ジョーク好きなのは二人の共通点ですね。
さらに話がややこしくなることに、彼女の「月」はなんと「いて」にあり。。。そう、生まれた時間によってはウィリアムの「太陽」に重なる可能性も。
「太陽」と「月」が重なるのは王道の「夫婦」の縁を示すので、ジョージアナの死後、愛人であった彼女が第二夫人になったのは、納得行く結末です。
たぶん、映画でも描かれているようにジョージアナとの婚姻関係を続けたのは、今でいうところの二国間協定みたいなもんですね。
お偉方は、おいそれと「もう好きじゃなくなったからわかれるも~ん」といかないのでしょう。。。2つの血族の同盟協定なわけですから。
なんといっても、この映画、男性二人より、女性二人のほうが「金運」は良さげ。
ハウスがわからないので、なんとも言えませんが「ジョージアナ」の「木星×火星」の「オポジション」が「絆とお金」の「さそり×おうし」ラインにいるからです。
フランスやアメリカなど、時代は民主主義に向かっていく中、たとえデヴォンシャー公爵といえど、激動の時代に上手く乗っていかないと未来がないのは、いて座の彼ならよくわかっていたと思いますが、性格や振る舞いを突然変化させるのは難しい。
そこをジョージアナが「公爵夫人」として上手く立ちまわって(ふたご)人々とのつながりを強化(さそり)し、彼の地位を継続的に安定化(おうし)出来ていた。。。。
この時代の上流階級の方々の「結婚」は「ビジネス協定」だったわけで。
ポジティブな腐れ縁が切りづらかったことでしょうね。(^m^;)
この3人は割と「理性的」に割り切れますし、ウィリアムの「てんびん」の「月」も「調停と和平」を何よりも重視するので「情愛」だけでは動きませんね。
とはいえ、エリザベスの「火星」は「おうし」にあって、ウィリアムの「金星」が「さそり」なので、向かい合ってて、まるで「突き刺す」ような配置。
とにかく二人のベットシーンの描き方が「エロい」。。。Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
絡み合ってるの、直接見えるわけじゃないのに、おもわず召使いたちが聞き耳立てたくなるくらい、彼女の声が廊下中に響き渡ってるし。。。。
(むしろ想像をかきたてる、うまい映画的演出だとおもいます。)
それに気がついた、ジョージアナの、困惑したような、傷ついたような表情。
「わたし、あんなふうに感じたことも、感じさせたこともない。。。。」
みたいな。
召使たちの「気の毒そうな」表情も、その(妄想)を上塗りしてて。。。
でもでもっつ!しょうがないの〜!
「さそり」と「おうし」セットなんて「官能的」で「エロティック」「センシュアル」になるしかないんだもん。。。(ジョージアナへの多大な同情)
とあるシーンで、エリザベスが、ジョージアナに、
「グレイが後ろからあなたの背中にキスするところを想像して。。。」
なーんて、いってますが、ほーんと「5感」(おうし)と「深い情感」(さそり)っぽい感じのエロティックさ。
ジョージアナはさほどノリノリでないのが対照的。
むしろ「恥ずかしい〜」って感じの反応。
言葉と刺激的なアイディアで酔わせて
じゃあ、ジョージアナ自身の「センシュアル」さを引き出した「グレイ」はどうかというと「ロマンティックなささやき」をするために生まれたような「詩人」っぽいチャートなんですよね〜(*´ω`*)
「夢見がち夢男」の「うお座」「太陽」と「愛情深い」「かに座」「月」
ジョージアナが子持ちの既婚者でもむしろ「月」のイメージが、損なわれないのは、グレイは「母性」(かに座の月)っぽいの好みだからです。
「俺の子を産んでくれ!」とか、叫んでましたもんね。
(映画的過剰演出かもしれないけど、これくらい感情に酔えるチャートです。)
わたしからすると「そんなんリアルにするひといないでしょ。。。」と思いますが「おひつじ」の「金星」は「燃え上がる愛情」ですし、それに「うお座」のロマンに生きる人生観があれば、あれくらいの激情的表現は、ヨユーかもと思われます。
おっと「火星」も「いて座」にありますね。
そりゃ、召使に羽交い締めにされても、むしろ燃え上がる熱情!!!という感じです。
それに、なんといっても「ふたご太陽×金星」のジョージアナは
「愛は言葉で欲しい」んで、お似合いのカップルです。
いきなりグレイに、
「わたしのこと好き?!」とか、ダイレクトに聞いちゃってますからね。(笑)
演出にしても、面白いですね。
封建的な、あの時代に女性の方から「言葉」をねだるって。
さすがに聞かれた男のほうがうろたえるものの、そこはグレイ、
聞いたジョージアナもご満悦になるような愛の告白が滑らかに出てきます。
彼らの「ベットシーン」も、これまた前述のお二人と「対照的」に「政治新聞を読みながら、いちゃつく」という「オシャレなウィットに富んだ会話がベットマナー」的な、知性の風(ふたご太陽×みずがめ月)に感情の水(うお太陽×かに月)らしい流れ。
エッチは最初の会話とムード作り、そして終わった後の腕枕イチャイチャがいいの!
という、感じですね。
前述のお二人さんは、ひたすら無言で貪りあってそうです〜Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
レストランに行ってもジョージアナとグレイは、軽いアミューズとシャンパンの時間から始まって、食後のコーヒーとチーズ、デザートの時間までの楽しい会話が重要で。
ウィリアムは、しっかりたっぷりメインの肉で腹ふくらませてそうです。
(そういえば、何回も肉の調理の仕方についても言及してますね。)
長々としゃべりながら続く、政党晩餐会の最中も
「わたしはもう食べ終わったから失礼するよ」
とか、素で言い出しちゃうウィリアムさんは、
さすが「月×木星」が「トライン」なだけあって、感情に素直です。
しかし、空気ちょっと読んで欲しい。。。
と思ったら、やっぱり「金星×土星」が「コンジャンクション」。。。
「恋愛ベタ」ですね。(´・ω・`)
なのでグレイにも、
「なぜ君はいつも、誰に対しても愛される態度をとりつづけるんだ?」
と諭されるように、素の感情(月)を抑えて(土星)ふさわしい態度をとってしまう。
疲れていようが、話が退屈だろうが「テーブルマナーにふさわしい振る舞いを」常にするように、母親(月)からしつけ(土星)られて来たと、告白してますね。
ただジョージアナは、それを自分でも自然に、出来たと思います。
「この映画は性(せい)の不一致より、政(せい)の不一致」と、
最初に書いたものの「食べ方」の好みって、なかなか誤魔化せないところです。
よく言うじゃないですか?
食事を一緒に美味しく頂けない相手とは、その先もあんまり期待できないって。
ウィリアムとジョージアナは「生き方、価値観」という政治面でも合わなかったし、「食べ方・愛し方」という情感面でも合わなかった。
でも、別れるという選択肢も、ありえなかった。
食卓にエリザベスとともに3人で居るシーンが、最初は「薄ら寒く」見えたものでしたが、不思議なくらいこのシーン、何度も出てくるんです。
象徴的でした。
奇妙に見えた「三角関係」でしたが、あれは緊張感のある「ふたご×いて」夫婦の調停としてエリザベスを加えた「三カ国同盟」になっていたのかもしれません。
長々、書いてみましたが、ハウスもなしで、ざっと読んだだけでも「映画のシーン」の「イメージ」がチャートの天体たちと、活き活きとつながるのを「感じ」ました。
「目は口ほどにモノを言う」なんていいますが、
「イメージ」というのは、時に会話や、読み書きする以上の情報量があります。
星を映像から感じ取るという試みは、思いつきでしたが、あんがい面白いです。
ちなみに「思いつきのアイディアが意外と役に立つ」のも
「3ハウス海王星」の特徴です。(*´ω`*)
この映画は、オススメなので、ぜひぜひ♡
「おうし座っぽい、憂いのあるセクシーな目元だわ〜」とか、
思いながら、ご鑑賞いただくと、面白いかもしれません♡