人生リセット読本

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【ウェイト版タロットの考察】1番 魔術師 THE MAGICIAN

こんにちわ〜かなです!「ウェイト版タロットの考察」シリーズ第二弾は!

期待の1番「魔術師(まじゅつし)」じゃな!英語だと THE MAGICIAN(マジシャン)という。

そういえばウェイト版タロットのイメージは「魔術師」なんですよ!ウェイト先生!って感じ。。。

ふふふ、魔術結社にいたが、儀式魔術からは距離を置いていたがのう?

まあここで言う「魔術師」って現実的にアクション起こす人!ってイメージなんです。

ふふふ、つまりお前が「苦手」とすることじゃの?

ぎくっ。。はい読めないカードの一つですね。。汗

まあ良い、この「ウェイト版タロットの考察」シリーズを継続すれば、このカードが読めるようになるかもしれんぞ?

。。。はい、がんばります。。(うわ。。。ブーメラン来た)

1番 魔術師 THE MAGICIAN

昔は「大道芸人」や「ペテン師」「商人」といったやや“うさん臭い”人物像だった「1番」のカード。

それが「魔術師」になったのはウェイト版の作者である「アーサー・エドワード・ウェイト」たちが魔術集団という自分たちのイメージに合わせて変えたとか。。。

それだけでなく「意志・手腕・外交」というイケてるキーワードもこのカードの意味に当てているウェイト先生。。。

もしかして、怪しげな「魔術」を行う秘密結社を「詐欺師集団」から「何かを成し遂げるもの」に変えるっていう、イメージアップ戦略だったのかも?

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1番 魔術師 THE MAGICIAN

デザイン

  1. 人物が正面を向いている
  2. 白いローブに蛇のベルト
  3. 右手にワンドを持っている
  4. 頭の上に無限大のマーク
  5. 机の上に「ワンド・カップ・ソード・ペンタクル」
  6. 白いゆり
  7. 赤いばら

魔術師は「正面」を向いているので、愚者と違って、現実世界を見ていると言うことでしょうか。

まあ、とはいえ「魔術師」は「奇術師」「ペテン師」とも言われているように、まあちょっと「盛っている」段階の人物。

白いローブに赤の上着は「法衣」だという意見もありますが、5番の法皇とは全然違うゆったりした「普段着」っぽいですね。

ベルトが「蛇」であるのは、頭上の「無限大のマーク」とともに無限性や永劫性を表しているとか。

白いゆりは「純粋無垢」「理想」を表し、赤いばらは「情熱」の証。

右手に握った「ワンド」は天を向いており、左手は地面を指しています。

これは「天のエネルギーを地に流す」ってことで、宇宙の力を持って実現化しようというポーズでしょうか。

机の上に「ワンド・カップ・ソード・ペンタクル」は小アルカナを構成する「四大元素」であり、それらの力を組み合わせて使いこなしていこうとしています。

とはいえ、この「魔術師」はまだ修行の身ってことで、たぶん完璧にはできないのですが、そこはプレゼンテーションとトーク力でカバーすればオッケー!

冒頭に書いたように「現実的にアクションを起こす」ことは、始まりなんです。

終わりじゃない(笑)

それにこのカード、象徴する星が「水星」なんですけど、占星術だと「神経」と言う意味もあります。

繰り返し、繰り返す、ことで「記憶」に定着し「神経」がつながっていく。

「水星」は「思考」も意味しますが、いろんなアイディアが浮かぶのに、企画倒れで前に進まないのも、途中で思考が迷子になってしまうから、かもしれませんね。

思考を頭の中で繰り広げているだけでは、パッと幻のように消えてしまいます。

  • 「思考」を書き出していく、と言うアクションをする。
  • それを読み返す、と言うアクションをする。

それを繰り返すことで、頭の中で「考え」るよりも、さらに複雑な経路を行き来して、思考が洗練され、強化されていく。

「手品」も手順を考えながらやっていたら、ぎこちなくってバレるでしょうね。

だけど何度も練習することで考えずとも「神経反射」でできるようになる。

 

ってことで、魔術師は「考えるな」「手を動かせ」己の神経が無意識に反応するまで繰り返せば、それは「才能!!」ってなカードだと思ってます。

基本の意味

技術、知識、スキル、コミュニケーション能力、実力発揮、活躍、実務能力

対応する天体

水星

魔術師のキーワードは、占星術の「水星」のキーワードとよく似ています。

他の意味

起源、可能性、機会、才能、チャンス、感覚、創造。wikiぺディア

ウェイト先生の、キーワードでは「意志・手腕・外交」どれも、基本的にいいイメージの言葉でクリエイティブ&ポジティブ。

私は逆位置を使いませんが、このカードがネガティブにとられると「消極的」「無気力」「詐欺」「空回り」「能力が発揮できない」と言うところでしょう。

恋愛のシーンで

恋愛占いとかでこのカード出たら、会話が弾んで、意思の疎通は順調ですよね。

きっと積極的にアプローチできて、次の段階を楽しみにできそうです。

トークは盛り上がりそうですけど、ムードは友達っぽいかな?

ちょっと盛り気味になって、カッコつけちゃうかもしれませんね。

でも恋愛の最初なんて、みんな少し自分のこと誇張したり、ふくらましたり、なんだったら悪気なく軽い嘘ついちゃうからね。

だから、気軽にアプローチして、まずは相手に興味を持ってもらう方が大事だよーって魔術師なら言うに違いないですね。

仕事の場面なら?

仕事を占っていて「魔術師」出たら、企画ものとかバンバン出そうだし、プレゼンテーションノリノリだし、交渉ごとはうまくいくしかない!って感じですよね。

基本的に、今は動く時だし、相応しい実力も備わっていることでしょう。

職業のイメージとしては、コミュニケーション能力や、調査能力、交渉力や、営業力、企画力なんかをフルに活かせる職業でしょうか。

マーケティングやコンサル、講師なんか良さそうですね。

周りのカードによっては、浮き足立って空回りしたり、継続できなくて企画倒れになったり、自信がなくて積極的に動けなくなる、と言うこともありそうです。

人生の転機の場合

もし何か人生に変化を起こしたいと思っているときに、このカードを引いたならば、強い決意を持って、チャレンジすべきときです。

以前から練っていた計画を実行する時が来たと言えるでしょう。

ないしは周囲に働きかけて、自分の夢を叶えるべきなのかもしれません。

積極的に人にアイディアを話すことで、自分の目指したい世界を作るためのアイテムが集まってくるのかも。

その際は、正直に自分の実情を話す方が良いと思われます。

多少のハッタリは注目を集めるためにも、自分自身を鼓舞するためにも必要なものですが、あまりにも誇張した姿は、すぐに化けの皮が剥がれますよ。

何より、嘘をついても、自分の内側から湧いてくる自信になりませんから!

まとめ

ときには「ペテン師」とも言われる「魔術師」のカード。

だけど「何かを始める」期待感にあふれています。

私たちが何かに挑戦するとき、一番魔法をかけたいのは自分自身ではないでしょうか?

「本当にできるのかな?」と心配な気持ちをパッと消し去る魔法。

 

「大いなる宇宙の力は、我が手にあり!」

「世界を形づくる、四大元素はここにあり!」

「すべての可能性を具現化する力は、我にあり!」

 

そう言ってるように見える?魔術師のカードは、魔法を自分にかけながら、新たな挑戦が、いつか「スキル」になる日まで繰り返し研鑽する、

そんな姿を表しているのかもしれません。