蠍座19度サビアンシンボル:A PARROT REPEATS THE CONVERSATION HE HAS OVERHEARD(ドナルド・トランプ氏奇跡の逆転:ハイヤーセルフの声)
今日の太陽サビアンは
蠍座19度の
「オウムが小耳に挟んだ会話を繰り返す」
というシンボルです。
普段「政治」に首を突っ込まないように
しているので、ここのところ話題だった
アメリカ大統領選も全くノーマークでした。
しかしカナダの友人からも、ベルギーの友人も
「トランプが勝った!(驚きと共に)」と
連絡があった上「日本はコレをどう見てる?」
と聞かれた以上「イチ日本人として」の意見を
求められてるサインだわよ。。。
ということで「ドナルド・トランプ氏」を
今更ながら、ダッシュ検索してチェック。
昨日の夜中の会話では、
友:「トランプ氏は政治献金なしで選挙したからな」
私:「なんで?」
友:「お前。。。あいつ凄い金持ちなんだせ?!」
私:「どうして?」
友:「不動産だよ。タバコ産業やオイルとも癒着なしだ」
私:「家買ったり売ったりって、あなたのお父さんみたいじゃん」
友:「お前。。。面白いよな(汗)」
ってな感じで、トランプ氏がどんな人で、
どんなことやってたか、サッパリ知らない
ことを露呈して、友達に面白がられていました。
テレビの討論会での暴言イメージ
しか無かったのと、オランダ人や
デンマークの子も「あいつはバカ」みたいな
発言が多かったのと「トランプが勝わけない」
という世間一般の見方に、わたしの印象も影響
されていたんだなと、改めて思いました。
でも間違ってたね。(*´ω`*)
ささっと読んだ中では、
トランプ氏は一代で不動産売買で身を立てた
父親から、若くして多額のお金を譲り受けたものの
決して順分満帆ではなく、一時期破産まで行きかけて
から復活して「ビリオネア」になったそう。
根っからのハスラー・ギャンブラーですよ。
そして「保守派の共和党候補」として、
上流、富裕層の票も獲得しながら
(自身もビリオネアですし、当たり前ですよね)
元大統領の妻として、文句なく「知名度」が上の
ヒラリーにキャンペーン初期には大きく差を
付けられていたのに「メディアで暴言発言」を
繰り返したことで、むしろ顔を売っていた。。。
そして得票数で奇跡の大逆転をしたのは、
「白人の中低所得層」や「女性票」
だったという。。。ってメッチャワイドショー
見てる人達。。。スポーツ新聞とかさ。(笑)
爆弾発言をしながら、人々の感情を
うまく揺さぶって、自身を印象づけた。
ってことで「共和党キライ」のはずの、
民衆層から人気を得ちゃった!という。。。
クリントン氏の最後の頼みの綱は、中西部の支持基盤だった。中西部の各州は、黒人や白人労働者という民主党支持層のおかげで何十年も、民主党に勝ちをもたらしてきたからだ。
しかし頼りにしていた白人労働者たちは、特に大学教育を受けていない人たちは、男性も女性も、ごっそり民主党から離れていった。
農村部の投票率は高かった。自分たちはエスタブリッシュメントに無視されている、東海岸や西海岸のエリートたちに置き去りにされていると感じてきた有権者たちが、高らかに声を上げたのだ。引用:NEWS Japan
対日本に対しても「安全保障のあり方を変える」
と言ったりして、話題になったけど
途中からあまり言わなくなったそうです。
このあたりが、変わり身の早い、柔軟性を
感じさせる老獪なビジネスマン、エンターテイナーの
性質が出てる感じですよね。
問題発言、物議論争は「選挙中」
のパフォーマンスなかんじですから、
まあ冷静に構えてみてるが良さそう。
このように、現時点でのトランプ氏の主張が、仮に大統領になっても、現実になる可能性は低い。しかし、昨年の安保法案のように、イデオロギー的に「有り得ない」と思考停止するのではなく、今後の日米関係をどうするかも含めて、「世界の警察官」が存在しなくなりつつある今日本の安全保障政策について議論を深めていく必要はあるだろう。引用:BILOGOS
パーッと検索してみて、
「ノーム・チョムスキー」の
記事がやっぱり面白かったです。
アメリカの「先の見えない貧困・疲弊」
からくる「絶望・怒り」を感じ取り、
自分の勝ち点にしたトランプ氏。
既存の政治家じゃなかったら、
下品な下衆ビリオネアでも、誰でも良かった。。。
それくらいアメリカは「アウトサイダー」を
欲してたのですね。
この記事の英語の原題が翻訳より、
いい感じです。。。韻を踏んでるからカッコイイよね。
「ウィニング」と「ダイイング」で。
「Donald is winning, because White America is dying」
(ドナルド氏の勝利は、アメリカ白人が死にかけてるせい)
人々は豊かになり、医療も進歩したのに、アメリカは他の国より平均余命が短い。そして「平均」余命は最近になって上昇しているが、その恩恵は平等に行き渡っていない。アメリカ人は金持ちが長生きし、貧しい者は長生きできないのだ。ー略
白人で低学歴で中年男性という特定の層は寿命が短い。
ある調査結果によると、この層で死亡率が上昇しているのは、糖尿病や心臓疾患といった、多くのアメリカ人を死に至らしめている疾患が理由ではない。むしろ、自殺の急増、アルコール依存症による肝疾患、そしてヘロインの過剰摂取や麻薬の処方が原因だ。引用:ハフィントン・ポスト
カナダの保険制度と、比較されるアメリカ
ですが、アメリカはちゃんとした仕事が
ないと、健康でないと「健康保険・生命保険」
に入れないという「恐怖」のシステム。。。
失業問題が、ものすごくシリアスなのは
そこですよ。。。日本みたいに
「ニート・フリーター・プロブロガー・占い師」
なんて存在は「風邪すら引けない」
ですよ。。交通事故にあったら破産でしょうね。
かつての「豊かなアメリカン」”ドリーム”が
「虚無感と絶望感に満ちた悪夢」
になってたわけです。
人って「生命」の危機を感じるのが
一番プレッシャーですよね?
自己実現とか、充足した人生がないことなんて、
病院破産して、路上で野垂れ死ぬ恐れ
に比べたら、ヌルいでしょう。。。
日本だって「ブラック企業」とか、
「低所得層」とか問題はあるけれど、
「保険制度」の違いによる「アメリカ」
の絶望がもっと深刻なのだということが
今回の選挙で明らかになったのですね。
ホロスコープを見て、この人が
「勝った理由」が「直感の人」
だったからだと確信しました。
「ハイヤーセルフの声」と書きましたが、
あるいみ「民衆の声」=「集合無意識」
から上がってくる「負のエネルギー」を
直感的に感じ取り、既存の選挙戦の定石を
無視して活動した「独創的センス」は
まさに「革命時代の雰囲気」でした。
ってことで「トランプ氏のホロスコープ」
は別記事でまた書きたいと思います。
ゲスい感じは好みじゃないけど、
ヒラリーさんもクセモノですから、
トランプ氏がアメリカの政治世界に
風穴を開けるかと思うと、面白い。
「オウムが小耳に挟んだ会話を繰り返す」
オウムってのは「人の言葉」を理解しない
だけれど「正確に模写」する能力がある。
ということで、クリアで純粋な精神をもち
受け取った言葉をそのまま繰り返す、
単純な傾向があるということ。
つまり他人の影響を受けやすく、
ブレやすいただの人、になるか
あるいはそれを洗練された、
超越的な意識、共同体の意識を
感じ取る「チャネラー的能力」にまで磨き上げ、
活躍する可能性があるか。。。
ふふ。。。トランプ氏はどちらになるでしょうね?