ルノルマンカード意味:「木」「雲」「ヘビ」「棺桶」(ギルデット・レヴェリー付属本)
今日は前回の続きで、
5番:木
6番:雲
7番:ヘビ
8番:棺桶
「ルノルマン・カード」
翻訳をアップしました。
前回の1番から4番までは
こちらの記事を参照してください。
5. TREE(木)
”わたしは留まり、成長するためここに存在する。わたしはあなたの身体、心、そして魂の健康を意味する。わたしの隣のカードを見て、わたしについて知る事ができる。もしネガティブなカードが近くにあれば、ティッシュを鼻に詰めることだ。”
「 木」は健康と長寿のサインです。
安定した未来を確実にするためには
自分の根っこをしっかり下ろすことが
必須なのです。
この「木」には、バビロニアやエジプト
ユダヤの伝統にも見られる「生命の木」
がデザインされています。
「木」のカードが虹に囲まれている
のは「本当の健康」とは「天と地」の
間のエネルギーをすべて調和させること、
すべての色の調和は、癒やす力や、人生自体も
「全体性」という性質を持つことを表すのです。
6. CLOUDS(雲)
”わたしは一つの面が暗く、反対側が明るい。わたしは確かに対立と疑いをもたらすだろう。あなたはハッキリと見ることができなくなる。わたしはあなたの知覚をブロックし、困惑に支配させる。ひとつ確約できることは、わたしは過ぎ去るということだ。嵐が去った後はいつも太陽が輝き出すように。”
「雲」のカードは不吉な予感と
変化を象徴しています。
影響がネガティブか、ポジティブかは
「雲」の暗い面が向いている方向
で表現されています。
右側の上昇していく鳥達は
不確定さから自由になること、
素晴らしい突破口、を太陽が
約束してくれているのです。
暗い面は左下で、一つ前の
カードの「木」に稲妻が
向かっており、不安定さ、混乱を
イメージしています。
「グランド・タブロー」などの
上級者向きのリーディングでは
「どっちの面が(質問者の)前か後か」
見ることで、「混乱」が過去か未来か、
を見ていきますが、時には
斜め方向にカードを読むことがあり
「ギルデッド・レヴェリー」では
右上の明るい角と左下の暗い角が
どちらを向いているかで、混乱が
私たちの上か下かということも
判断できるようになっています。
7. SNAKE(ヘビ)
”わたしには気をつけたほうがよい、なぜならわたしは常に隠れており、絶対わたしを信用したり、あてに出来ないから。わたしは不正行為、騙すこと、を表し、わたしはあなたを、あっという間に裏切るだろう。あなたの歩みには気をつけるがいい、わたしの牙は確かにあなたにとって恐怖だろうから。”
「希望のゲーム」によれば、
”このキケンな「ヘビ」が噛み付くのには
気をつけて、安全を保つべき”
ということで、恐れたほうが良いようです。
うわべだけの人、意地悪になりがちな人
には気をつけたほうが良いです。
特に「犬」のカードとの組み合わせは
「文句ばかり言ってる親友」に
あなたが傷つけられる、ということです。
単純に2枚舌な振る舞い、2面性のある人、
が問題になるということです。
「ギルデッド・レヴェリー」では、
「ヘビ」が「りんご」と一緒に描かれており、
これは前述の「家」のカードで見られたような、
創世記の「エデン」での幸せな関係を
断絶した「ヘビ」のイメージです。
「ルノルマンカード」は「No. 36 十字架」
のように「聖書」の伝統に根付いており
「No.20 庭」はオリジナルのゲームでは
「聖書にある場所」と見られていました。
8. COFFIN(棺桶)
”わたしは痛みを伴う変化と移行をあらわす。あなたはわたしを身体と心、そして確かに財布を通して感じるだろう。落胆、喪失、そして破産がわたしの得意なことだ。わたしは病気やベット上の安静である。わたしはあらゆる終わり、ときには死を意味する。”
「ギルデッド・レヴェリー」では
「棺桶」がエジプト時代のデザインです。
伝統的に「終わり」を意味する「棺桶」
は、人生を変える出来事や病気など
何が人生で重要かを評価する時
でもあるのです。
「ギルデット・レヴェリー」の世界では
防腐処理と死者の守り神である、
アヌビス神を模した大理石製の「棺桶」
彼の役割は死者の心臓を秤にかけ、
死後の世界に入る価値を見極めることです。
このカードは実際にわたしたちが
知るところの「何か」の終わりを
意味するかもしれません。
Gilded Reverie Expanded Edition
2129円(2018.1調べ)で買える、英語版の「ギルデット:レヴェリー」がおすすめ♥