「ルノルマン・カード一日講座」まとめ ③「占い方」
ルノルマン・カードの起源から、タロットと違い、とまとめてきて、今回は「占い方」です。
さて、ルノルマン・カードが「タロット」と大いに違うのは、「グラン・タブロー(フランス語で”全体像”)」という、スプレッド(カードの並べ方)で占いう点です。
これは、良くある「彼は私の事を好きですか?」「この会社は良いところですか?」などの「質問に答える形式」ではなく、「あなたの現在全て」を切り取るやりかた。
現在の全体像をつかむことで、そこから未来をどう変えていくか?という、視点でものを見ていきます。この「グラン・タブロー」で、現在の「焦点」が、恋愛などの人間関係なのか、キャリアなのか、お金なのか、それぞれの相関関係で見えるんです。
伊泉先生の講座で説明された「グラン・タブロー」のやり方
- カードをシャッフルして、3つの山にカットする
- 最初の山を2つ目の山にのせ、更に3つ目の山に乗せる
- 山の一番上から順に裏向きで次のように置く
4.すべて置き終わったら、表に返して「人物」のカードを見つける
男性の場合「28番:紳士、男」のカード
女性の場合「29番:淑女、女」のカード
伊泉先生は「人物カードが向いている方がこれから起こること」とおっしゃっていたのですが、カードによって「人物」が向いている方向が違うので、これは「人物」の右側にあることが、これから起こることというルールをわたしは採用しています。
質問が人間関係の場合「紳士」「淑女」の間にあるカード(垂直および斜め方向にも注目)ことが二人の間にある状況を示します。
- 紳士と婦人が向き合っている場合、二人の関係は良好である可能性を示します。
- 紳士と婦人が背を向けている場合、お互いの間に問題がある可能性を示します。
ルノルマン・カードでは、「カード」が示す内容が、
近い=影響がある
遠い=影響がない
とします。
エイト・カード・スプレッド
- 相談者を示す人物カードを取り出す
- 残り35枚をシャッフルする
- 人物カードを中心に置き、表向きにする
- 次の順にカードをレイアウトする
人物カードの目線の向いている方が未来(あるいは人物の右側が未来)です。
人物カードが背を向けている方が過去(同じく左側が過去)です。
3番と4番は現在の出来事を示します。
ルノルマン・カードの為の初歩的エクササイズ
エクササイズ・キーワード:カレイドスコープ(万華鏡)
- カードをシャッフルし2枚のカードを取り出す
- それぞれのカードに一つづつキーワードを書き出す
- 両方のキーワードを見て、声に出し、はっきりと頭に印象付ける
- 2つのカードを融合すると、どんな感覚が起こるかに集中する
- その新しい感覚を1つの言葉にする
Letter(手紙)>手紙、伝言
と、
Heart (ハート)>情熱、愛
を合わせて「ラブレター(笑)」とかね!!